Grown Ups / アダルトボーイズ青春白書
コメディ
2010/6/25 アメリカ公開
上映時間 102分
製作費 $80,000,000
興行収入 $271,430,189
オススメ度 ★★★★★★ 最高8つ星
アダルトボーイズ青春白書を鑑賞
ハリウッドスターのエージェントとして忙しい日々を送るレニー
ある日、彼に一件の知らせが来た
それは学生時代に所属していたバスケットボールチームのコーチが亡くなったという連絡だった
コーチの葬式に参列するために、休暇を取り家族と共に田舎に戻った彼は、同じく葬式に参列していたかつてのチームメイトの5人とも久しぶりに再開する
コーチの教え子で唯一大会で優勝した世代だった彼らは、思い入れも強かったのかコーチの散骨は彼らが受け持つことになり、メンバーは当時の祝賀会で使っていた別荘を借り、連れてきた家族と共に休暇は田舎で過ごすことにする
少年時代に遊び場としていた思い出の場所にテンションが上がる5人だが、彼らの子供たちは自然がいっぱいの別荘でも外では遊ばず、家の中でゲームしかしない
これではいかんと5人は自然での遊び方を教えるため、様々なことを子供たちの前で実演していくのだが、彼らも次第に当時の思い出が蘇えり、子供たちと共に遊びに夢中になっていくのだった
アダム・サンドラー主演のファミリー系のコメディ映画です
日本ではビデオスルーされ、吹き替えも付いていませんが、かなり面白かったです
内容的にはいい年した家族もいる中年のオトコが少年時代を思い出し、バカなことをやり、それをキッカケとして、結婚から時間が経ち少し冷めてしまった家族との交流が描かれるほのぼのとした映画です
鑑賞前はDVDのパッケージ、商品説明の”大人になりきれないオトコたち”と銘打たれたフレーズで、ヘンテコ中年の映画だと思っていましたが、鑑賞してみると比較的?常識のある登場人物で、みんな立派な父親として子供たちと遊んでいます
どちらかと言うと"懐かしの故郷で青春時代に戻る大人たち"としたほうがいいかもしれません
コメディ映画で笑かすポイントは主にマイムとしゃべくりがありますが、この作品はしゃべくりがやや多めだった気がします
しゃべくりでも前に感想書いた「ガリバー旅行記」のようなよく分からないアメリカンジョークではなく、ちゃんと日本人にも笑えるしゃべくりだったと個人的には思いました
もちろんマイムでの笑いも面白かったです
少々グロめ、エロい描写もあるのですが、さして過激な描写でもなく、思春期の少年が反応するくらいのちょっとしたお色気くらいです
劇中には所々におやっ?と思わせるシーンがあり、子供たちが人を殺しまくるゲームで遊んでいるのを見て親が苦い顔をする、鳴き声がうるさいという苦情により声帯を取ってしまったペットの犬、外で遊べと言われても何をしていいか分からない子供たちなど、単純なコメディ映画ではなく、現代の子供たちに対するメッセージや、物事に対するアンチテーゼが幾つか含まれていたように感じました
脚本を書いているアダム・サンドラーの考えなのでしょうか?
最近の子供たちはゲームに夢中で、外で遊ぶことが減っているというのは、アメリカだけでなく日本でも言えることですね
僕も家でゲームやったり、映画ばっか観てるような子でしたが…
不快な気持ちになることもなく、のんびりしながら観ることができました
続編もあるので今度観てみたいと思います
ラジー賞の続編賞にノミネートされていますが…
大人から子供まで楽しめると思います
オススメの作品です
※管理人が独断と偏見で書いたものです。作品内容、本質が著しく違う恐れがありますがご了承くださいm(_ _)m