Dialy of A Wimpy Kid/グレッグのダメ日記
コメディ
2010/3/19 公開
上映時間 94分
製作費 $15,000,000
興行収入 $75,700,498
オススメ度 ★★★★ 最高8つ星
グレッグのダメ日記を鑑賞
兄にいつも馬鹿にされている冴えない弟グレッグ そんな彼も成長し中学生になる日がきた
環境が大きく変わる中学生活で彼は学校の人気者になろうと親友のロウリーと一緒に様々な作戦を画策する
しかし、彼らが考えた作戦はどれも中途半端で失敗ばかり、日に日に学校中の笑い者になっていってしまう…
終いにはあることがきっかけで親友のロウリーだけが人気者になっていく始末
取り残されてしまったグレッグは果たして人気者になれるのだろうか?
アメリカの人気児童向け小説の映画版です
ダメ日記というのはグレッグくんが将来有名になった時ように記録を取ったもので、映画にはそこまで関係ありません。
今では、日本の子供たちにもかなりの人気をほこるシリーズだそう この年齢になるとそういうこともまったく分からない…
中学生といえば多感な時期、周囲には馬鹿にされずに、なんとかして認められたい、認められたいがために自分を大きく見せようと、変なことをして、逆にそれが空回りして、周りには変な印象を与えてしまう。
そんなもどかしい中学生の苦労をホントに上手く、そして面白く表現できているなと観ていて感じました。
グレッグ君はいわゆる中学デビュー失敗というやつですね…
中学1年生といえば、僕はざっと8年くらい前なのですが、少し共感できるくらいには、なんとか記憶の片隅には残っていました。
観ていて、そういえば中学時代こうやってみんなの注目を集めたがって変なことしてるヤツとかいたなぁ…と勝手に共感をしていました。
邦題の「グレッグのダメ日記」の通り、主人公グレッグ君はもうホントにダメダメです。
自分のミスを友達になすり付ける、
レスリングで勝てないからと体重を誤魔化して階級を変えようとする(強くなる気はサラサラ無い)
友達を怪我させても大して反省しない
などなど、劇中いろいろありますが、彼のダメっぷりは人気者以前に先に努力することがあるんじゃないのか?って思うような人物に仕上がっています。彼も周りのことを気にするあまり自分勝手に振る舞ってしまう。
まさに思春期の中学生って感じでした。
今話題の女優クロエ・モレッツが無駄に大人びてる女の子アンジーとして出演し、劇中もボチボチ顔を出していますが、果たしている必要があるのかよく分からん役だったのはチョット残念…原作のアンジーもあんな感じなのかな? 中学生らしくない、しっかりしたアイデンティティを持つ彼女はおそらく物語の核心となるキャラクターなんでしょうが、映画が終わるまで続くグレッグ達との薄い絡みは、別に彼らに強い影響を与えているわけでもなく、現れてはチョット深いことをいう謎のキャラに感じました。
この時はメッシュを入れてますね
アメリカの学校のヒエラルキーや食堂の厳しさなどはよく知りませんが、全体的に分かりやすい内容で、アメリカの中学生もいろいろ頑張ってんだな〜と微妙に共感できる作品になっているので、面白いと思います。
※管理人が独断と偏見で書いたものです。作品内容、本質が著しく違う恐れがありますがご了承くださいm(_ _)m