THE MUPPETS


THE MUPPETS/マペッツ




アメリカ
人形劇 コメディ
2011/11/23 公開
上映時間 104分
製作費   $45,000,000 
興行収入 $158,431,237
オススメ度 ★★★★   最高8つ星



「全年齢対象の人形劇」


 ジャック・ブラックが出演しているということで興味を持ち観た作品
人形映画「マペッツ」を観ました
セサミストリートなどと類似した(というか製作者が同じ)キャラクターが活躍するこの映画
 人形のマペットと人間が共生する世界で人間のゲイリーと人形のウォルター兄弟はアーティスト集団マペッツが活躍するTV番組「ザ・マペット・ショー」の大ファン
ある日ゲイリーは恋人メアリーとウォルターの3人でロサンゼルス旅行に行く。
ロサンゼルスには「ザ・マペット・ショー」を収録していた「マペットスタジオ」があり、2人(メアリー以外)はスタジオ見学をとても楽しみにしていた。しかし、いざ到着してみると、スタジオは酷くさびれていた。それもそのはず「ザ・マペット・ショー」のブームは昔のことであり、すでにマペッツたちは解散し、スタジオはもう使われていなかった。もちろんゲイリーはそのことは知っていたが、ウォルターは解散なんて信じておらず、TV番組が終わっただけで、まだスタジオで楽しく歌っていると思っていたため、本当に解散してしまったことを知りひどく落ち込んでしまった。そんなウォルターはさらに追い打ちをかけられるような話しを聴いてしまう。石油王のテックスという男がスタジオの地下に眠る石油のためにスタジオを取り壊してしまうというのだ。スタジオを彼の手に渡らないようにするには1000万ドルという大金を用意しないといけないという。ウォルターとゲイリーはスタジオを守るためにマペッツメンバーを探し、かつてのショーを開催し1000万ドル稼ごうとする。内容はこんな感じです。
 日本ではあまり馴染みは無いですが、アメリカでは40年近い歴史のある人気作品の映画版です。この作品で劇場公開されたのは7作目になるのだとか… 人形劇と侮るなかれ豪華な出演者からもこの作品がアメリカでどれだけ愛されているか分かります。
ちなみに有名どころの出演者は

ジェイソン・シーゲル  (バッド・ティーチャー)
エイミー・アダムス (魔法にかけられて) この時太ってないか?
クリス・クーパー (遠い空の向こうに)
ジャック・ブラック (人気コメディ俳優)
アラン・アーキン (リトル・ミス・サンシャイン)
エミリー・ブラント (プラダを着た悪魔)
ザック・ガリフィアナキス (ハングオーバー 史上最悪の二日酔い)
ウーピー・ゴールドバーグ
セレーナ・ゴメス

などなどが出演しています。黄色で書かれている人名はチョイ役です。 他にも有名どころは何人か出ています。
 劇中たびたび出てくるミュージカル形式の歌、単純で分かりやすい内容や十分に理解できるセリフの言葉選びなど、子供でもしっかり楽しめるような配慮がされています。 しかし、大人でも楽しめるような少々ウェットにとんだジョークやメタ的なセリフなども作中組み込まれています。日本では「セサミストリート」やNHKの「ハッチポッチステーション」などのイメージがとても強いため、人形劇で大人も面白いのか?と少し疑問を持ちますが、本来人形劇というのは大人を対象とした娯楽作品だったそう。よく考えれば我が国にも人形浄瑠璃とかありますもんね…
 私は見たことがありませんが、本作の流れを汲むアメリカで人気を博したTV番組「マペットショー」は大人向けの番組でした。本作はおそらく「セサミストリート」と「マペットショー」の良い要素を混ぜたようなものなのでしょう。
 内容的には子供と親子さんが一緒になって観れる楽しい作品だと思います…あくまで内容は…
個人の好みなのでしょうが、僕は小さい時にアメリカの子供向け番組のキャラクターのデザインが大嫌いだったので…
もしかしたらあの系統の人形を嫌うお子様も多いかもしれません。「セサミストリート」のクッキーモンスターは今でも大嫌いです。怖くて仕方ありません。アメリカとは言わず、これ可愛いか?と疑問を持つような子供向けおもちゃ、キャラクターは世界中にありますがね… 子供はキャラクターのデザインで食いつくので、このセサミ的な人形が大好きなら、この映画にガッツリ食いつくと思います。

jack 

ジャックにも歌ってほしかったな




※管理人が独断と偏見で書いたものです。作品内容、本質が著しく違う恐れがありますがご了承くださいm(_ _)m







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