おおかみこども





おおかみこどもの雨と雪

日本
アニメーション
2012/7/21 公開
上映時間 117分
興行収入 42.2億円
オススメ度 ★★★★
出演
宮崎あおい 大沢たかお




記念すべき初めて書く作品は何にしたらいいものか... 画像貼ったら著作権とかあるのかな?...
などなど考えていたら時間が空き、HTMLの使い方を全部忘れてしまった管理人でございますm(_ _)m
いろいろ書いてみたいものがあったのですが、つい最近鑑賞したということもあり、この作品にしました。
ご存じ「おおかみこどもの雨と雪」です。2012年公開、「時をかける少女」「サマーウォーズ」の監督 細田守の作品となっています。
個人的に細田監督の前作2作は非常に楽しめたので、この作品も楽しみにして封切り直後に友人たちと観に行ったのですが、観終わって僕は   ....? となってしまいました。
頭の中で「これで終わり?」、「花さんそれでいいの?」などなど考えまくって何か後味悪いな〜と思ったのを覚えています。他にもいろいろ気になるところはあり「あのカエルっぽい顔は何だろう...」 「花さんやさしすぎ...」 
「心理描写がいまいち曖昧」
などまあ見てるうちに気にならなくなるものもありますが... 
とにかく僕は非常に物足りなかったです。多分僕は監督が同じというだけで「時かけ」や「サマーウォーズ」のような作品を期待していたんだと思います。2作を観た時僕は「日常」と「非日常」のバランスが絶妙だなと感心し、鑑賞者を置いていかない「日常感」、飽きさせない「非日常感」が上手く混在している面白いアニメ映画だな〜と思っていました。一方「おおかみこども」は2作品と比べて「日常感」が強めに出ている感じがしました。
あくまで、おおかみこどもの子育てに紛争するお母さんに主軸が置かれているわけですからね... 
基本的にほのぼのアニメとして家族で楽しく観れるのではないでしょうか... 
しかし面白くなさそうに書いていますが、確実に面白い作品であることは間違いありませんw 
この作品は2度3度と繰り返し観ていくと分かっていくところがあるように感じます。
お母さんの気持ちや兄弟の気持ちなどが...
ちなみに僕は弟である雨の気持ちは最初よくわかりませんでした。
楽しくないだけで何で学校行かないんだろう... なぜ人じゃなくオオカミとして生きていこうとしたんだろう... 
劇中でもそれがきっかけで学校に来いと言うお姉ちゃんの雪と喧嘩をしています。
最初は雪のほうが正論のような気もしましたがこれも観返すと違った観方ができるのではないかと思います。
小さい頃の雨のオオカミに対する人の疑問なども胸を打つものがあります。
他にもアニメーションの美しさには感動しました。雪原の疾走シーンは特にすごいです。
この映画は「家族」をテーマにして作られたそうですが、そういう点では映画の出来は素晴らしいものだと思います。
しかし「時かけ」や「サマーウォーズ」を基準に観ると少し物足りないと思います。
監督が同じだけで比べる僕もどうかと思いますが...
前知識は捨てて、作中のキャラクター達、映像美を存分に楽しんでほしい映画だと思います。


※管理人が独断と偏見で書いたものです。作品内容、本質が著しく違う恐れがありますがご了承くださいm(_ _)m










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