ハム映画 シュガーラッシュ
Wreck-it Ralph シュガーラッシュ
アメリカ
アニメ ファンタジー
2012/11/02 アメリカ公開
2013/3/23 日本公開
上映時間 101分
製作費 $165,000,000
興行収入 $471,009,914
オススメ度 ★★★★★★★ 最高8つ星
出演
ジェーン・リンチ 吹き替え 山寺宏一
忙しい入学シーズンも終わり、僕の周りもだいぶ落ち着いてきました。落ち着いたのは良いですが、大学の新学期の時間割が気に入りませんw こんにちわ m(_ _)m 今回はタイムリー?な映画シュガーラッシュです。
物語の舞台はゲームの世界、この世界ではゲームのキャラクター1人1人に心がありゲームの役割はあくまで
”仕事”と割り切り生活しています。
しかし、レトロゲーム
「Fix-it Felix」( ”直せ!フェリックス” みたいな意味かな?)のキャラクター「ラルフ」は30年間も悪役を続け、”仕事”が終わった後(ゲームセンターが閉店すれば彼らの仕事は終わります。)でも悪い奴として怖がられ、1人ぼっちの彼は自分のゲームでの立場に嫌気が差し、みんなに好かれるヒーローになりたいと考えるようになります。
そんなある日、「Fix-it Felix」の30周年パーティーがラルフ抜きで行われていることを知った彼は怒り、パーティーに乗り込みます。ゲームの一員としてみんなと祝いたかったラルフですが、キャラクターの1人であるジーンは彼を煙たがり、悪役は帰れと追い出そうとします。それに怒ったラルフは悪役でもその気になればヒーローになれると言い張り、ジーンとある約束をします。それは「メダル」を取ってくること。「メダル」を取って来れば、彼を認め、それ相応の立場をやると約束します。
劇中で「メダル」は非常に重要なアイテムであり、ゲームをクリアした際に手に入れることが出来るアイテムです。(昔のファミコンのゲームとかってクリアしたらとりあえず「メダル」がもらえること多いですよね? あれです。)
しかし、ゲームの世界ではヒーローはヒーロー、悪役は悪役にしかなれないというルールがあり、それは絶対に変わることはありません。つまり悪役であるラルフはどうあがいても「メダル」を手に入れることが出来ないのです.... それでも今の状況を変えたいラルフはある行動に踏み出します。それは違うゲームに侵入し、無理やり「メダル」を手に入れてやろうと考え付くのです。
この行為はゲームの世界ではタブーであり、
理由としては違うゲームでキャラが死ぬと2度と復活できないこと
そして、さらに危険なことは
そのゲームのキャラがいなくなってしまうと、現実世界で楽しんでいるプレイヤーや職員が壊れたと勘違いし、そのゲームが廃棄されてしまう恐れがあることがタブーの理由であり、ラルフはそのタブーを犯してしまいます。はたしてラルフは「メダル」を手に入れヒーローになることが出来るのでしょうか?
劇中の流れはこんな感じですかね....
この記事を書いてて1番最初に思ったのですが、邦題が原題と全く違うんですね。
日本の題名が「シュガーラッシュ」に対して原題は「Wreck-it Ralph」になっていますね。意味としては ”ぶっ壊せ! ラルフ” みたいな感じなのでしょうかね? ちなみに「シュガーラッシュ」とは映画で中心地となるゲームのタイトルです。大まかな流れを書きましたが、最終的にラルフはそのゲームに流れ着き物語が進んでいきます。
僕個人としては、原題のほうが好きですかね.... 何となくですがw
映画自体の感想ですが僕は観終わった後にかなり後悔しました....
何故もっと早く観に行かなかったんだと!! 春休みだったのに!!
宣伝で「トイストーリー」に匹敵する名作と銘打たれているのを見てそれは誇張表現だw と鼻で笑っていた僕ですが、観た後ではその宣伝もあながち間違っていなかったと思わされてしまいました。確かに最近のディズニーでは間違いなくトップクラスに入る良作だと思います。
この映画の特徴といったら実際に発売されている人気ゲームのキャラクター達が出てくるところではないでしょうか。今の子供にも分かるメジャーなゲームキャラからファミコン時代の名作ゲームキャラまで様々なゲストが出演しています。これはピクサー映画の特徴といってもいいかもしれませんね。さらに嬉しいことに日本のゲームキャラがかなり出演しています。それだけ日本発のゲームは世界的認知度があるのでしょうが....
恐るべし ジャパニーズビデオゲームw ホントにいっぱい出てくるので詳しくはググってくださいw
その中で僕が気づいたゲームは
ストリートファイターU リュウ、ケン、ブランカ、春麗、キャミィ、ザンギエフ、ベガ
スーパーマリオ クッパ、キノコ
ソニック・ザ・ヘッジホッグ ソニック
ダンス・ダンス・レボリューション
パックマン
メタルギア 「!」マークと効果音のみですが....
中でもストUのザンギエフは無駄にセリフが多いです。 何故なんでしょうね? 他にはソニックの声優さんが昔やってたアニメの声優さんと同じだったことが少しうれしかったですw
他には、ドット絵時代のレトロゲームのキャラクターの動きが面白かったです。ラルフなどは違いますが、サブキャラクター達は動きがカクカクしており、今まで観たことない感じでした。キレイなCGアニメーションで8ビットのカクカクモーションが再現されており妙にシュールな動きになっていましたw
内容、上映時間、映像のクオリティどれをとってもバランス良く仕上がっていて、不満点はそこまで無かったのですが、強いてあげればいくつかあります。
存在するゲームキャラ(ゲストキャラ)の登場時間、活躍が少ない。
これは「トイストーリー」のポテトヘッドのような活躍を予想していた分、少し期待外れでした。
「マリオ」が名前だけしか出なかった。
著作権の問題なのか、日本を代表するキャラクター「マリオ」の姿は劇中観ることはできません。これは、意外と残念でした....
劇中の主要キャラのキャラ立ちは目を見張るものがあり、観ている人を飽きさせず、最後まで楽しんで観られると思います。ディズニーお得意の大人から子供まで楽しめるつくりになっていますので、ご覧になってはいかがかと思います。
ヴァネロペがかわいかった....
※管理人が独断と偏見で書いたものです。作品内容、本質が著しく違う恐れがありますがご了承くださいm(_ _)m