1993年に高校を優秀な成績で卒業した、勉強だけが取り柄の女の子ブランディ。
大学進学を控えた彼女は学業面での心配はないものの、他に心配なことが1つだけあった。それは、男の子と1度も付き合ったことがないということだ。
自分とは全く似ていない美人な姉にも「大学に入るまでに男と付き合っておかないと損をする」とからかわれてしまう 。
負けず嫌いな彼女はイケてる女になるため、そして片思いしている男の子をゲットするために、大学入学までの夏休み中”イケてる女”の猛勉強をするのだった。

　 主に下ネタばかりの青春コメディ作品です。
いわゆるB級映画のため、出ている役者さんは、あまり知りませんでしたが、 比較的知られている方で、アベンジャーズのキャラクター、コールソン役のクラーク・グレッグがブランディのパパで出演しています。

　女性の監督、脚本による女性が考えた女性目線のコメディという宣伝文句に興味を持ちましたが、特に斬新な内容だと思うことはありませんでした。私自身女性目線を持っていないため気づかなかっただけかもしれません。青春コメディが好きな方なら面白い作品だと思います。

ただ、劇中の下ネタ表現はかなり過激でオブラートに包まず、ストレートに表現しており、全体的に非常に下品な映画で好き嫌いがはっきり分かれる映画だと思います。 下ネタが嫌いな人は冒頭から観る気が失せるでしょう。

　映画全体通して、まあまあアホらしく、特に何も考えず頭空っぽ状態で観れるので、ヒマな時間に軽く映画を観ようと思う時にちょうど良く、映画の舞台も夏ですので、これから観るにはいい映画かもしれません。

　ちなみに映画自体は1993年を舞台としており、何か意味があるのか？と思ったのですが、どうやら脚本・監督を担当したマギー・キャリーが1993年に高校を卒業したことに由来するらしく、劇中の舞台となっている街も大きく影響しているようです。